バラを育てるには土づくりが大切です。「里山ローズ」は田畑や山地を利用しています。多くが棚田跡地で、排水や通気性が悪く、常に土づくりを考えてバラづくりに取り組んでいます。
枝葉の焼却灰・炭で土づくり
「里山ローズ」のバラは土壌改良を行って植栽します。植え穴を掘り、穴の中で樹木の枝葉や干し草で焚き火をし、土を焼きます。できた灰や炭を土と掻き混ぜ、土づくりします。
堆肥で土づくり
バラづくりに堆肥を使用するため、刈り草を集めて堆肥化しています。1年以上経ちますが、まだ堆肥になりません。裏山には腐朽した落葉落枝が沢山あります。これも堆肥として使いたいと思っていますが、手が回りません。
今年は鶏糞堆肥を購入して使いました。バラの周辺に金棒で穴(直径5㎝、深さ50㎝程度)を開け、その中にバラの有機肥料と鶏糞を入れました。鶏糞堆肥はサラサラした粉状で、簡単に穴に入りました。5月の花が楽しみです。
モグラの土づくり
「里山ローズ」は、できるだけ農薬を使わないようにしています。モグラやミミズなど小動物が土の中に沢山います。
モグラは土を耕してくれます。これが良いのか。悪いのか。妻はバラの根を切るから悪いといいますが、私は土が柔らかくなり、通気性が良くなるのではと思っています。
モグラには、このまま「里山ローズ」の耕作隊として、活躍してもらおうと思います。
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