植物の社会は競争が厳しい。負ければ衰弱し、枯れます。
「里山ローズ」の裏山で、横倒しになっても生き延びている『ど根性スギ』を見つけました。
雪か風で倒れたのだと思いますが、枝が幹となって自力再生しています。
倒れたスギは、森林内の光の少ない中で、周りの木から抜け出そうと、上へ上へと伸びています。素晴らしい生命力です。
人は辛いことがあっても、決して挫けてはいけないと思いました。

寒さに耐えて咲くバラ
バラも負けてはいません。12月になり、寒さも厳しくなりましたが、蕾をつけ花を咲かせています。
この時期「里山ローズ」を飾るのはデルバールのバラです。花の数は少なくなりましたが、寒さに耐え綺麗に咲いています。


藪の中の紅スモモ、「里山ローズ」のシンボルツリーに抜擢
里山の維持管理を目的にリンゴなど果樹を植えています。草刈りを年1回程度行いますが、雑草や灌木の生長が旺盛で大藪になっています。
果樹は藪の中で生存競争を繰り広げながら一生懸命生きていますが、その中で元気のない「紅スモモ」を助け出すことにしました。
「紅スモモ」は植えて数年経ちますので、かなり大きくなっております。作業は大変です。シャベルやツルハシで掘り上げ、管理の行き届いた「里山ローズ」に移植しました。
シンボルツリーとして大きく育てようと思います。

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